増殖するGは現環境においても強いのか?採用が減ってる理由を考察します!
こんにちは!KORです。
決闘者であれば誰もが1度は目にしたことはあるであろうカード「増殖するG」このカードが2020年の7月以降の環境で採用率が減少気味である理由を考察します。良ければ最後まで見ていってください!
増殖するGのステータスはこちら✨✨
属性 地属性
レベル 2
種族 昆虫族
効果モンスター
ATK 500
DEF 200
カードテキスト
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。①:このカードを手札から墓地へ送って発動できる。このターン、以下の効果を適用する。●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はデッキから1枚ドローしなければならない。
「増殖するG」は相手が特殊召喚する度にドローができるので、相手の動きに合わせて使うことで確定ドロー出来たり、相手の動きを牽制したりできるカードです。
さて本題へ、では何故「増殖するG」の採用率が減っているのか2つの説が考えられます。
説1
「増殖するG」を止めるカードが増え、発動しても通らない事が多くなった
説2
環境に「増殖するG」を撃たれても困らないデッキが増えた。
上記2つが主な理由と考えられるでしょう。
〜説1の理由〜
「増殖するG」とほぼ同じ採用率として「灰流うらら」が上げられます。「灰流うらら」は相手がデッキからのサーチ・特殊召喚・墓地落としのいずれかが発動した場合、手札から捨てることで無効に出来るモンスターです。
また「増殖するG」の発動を「灰流うらら」で無効にする事も出来ます。
その「灰流うらら」は2020年4月1日のレギュレーションで無制限になり3枚のデッキ投入が可能になりました。
そしてもう1つの必須カード「墓穴の指名者」です。「墓穴の指名者」は速攻魔法カードで相手の撃ってきた「灰流うらら」や「増殖するG」を墓地から除外し無効に出来るカードです。
つまり現状、対戦時「増殖するG」を止めるカードを相手は「灰流うらら」「墓穴の指名者」各3枚の合計6枚採用されている事になるのです。
また展開重視のテーマでよく採用されている「抹殺の指名者」も合わせると9枚‼️
(他にもサイフレームギアもありますが抹殺とγを同時に採用する事は少ないため)
デッキの約1/4が「増殖するG」を止めるカードになっているのです。
これではさすがに「増殖するG」が通る事より止められる回数の方が多いでしょう。
最近は「三戦の才」というカードの登場で「増殖するG」が止められた挙げ句、「三戦の才」の発動トリガーになる危険があるのも採用の減っている理由の1つでしょう。
〜説2の理由〜
説2の環境に「増殖するG」を撃たれても困らないデッキが増えた。
これはつまり展開テーマが減ったという事になります。
環境上位にはドラグマやエルドリッチ、シャドールが増えました。この3テーマは少ない召喚で妨害を構えられる厄介なテーマです。
また共通するする点として相手ターンに動いて、妨害しつつ展開出来るテーマです。
この大会などで当たる事の多いであろうテーマに対し、「増殖するG」は有効な札では無いと言えます。展開を止めてもそこまで影響が無い事が多いのです。
よって「増殖するG」は相手が展開テーマだと分かってから使う用のサイドデッキの採用に落ち着いているのだと思います。
て事でまた今度会いましょう。( ・∇・)/ばいちゃ〜